バスケ試合中に女性記者が選手を罵倒、選手らが記者席に詰め寄る異常事態に―中国

Record China    2022年1月11日(火) 22時20分

拡大

中国プロバスケットボールリーグ(CBA)の試合中に選手に罵声を浴びせた女性記者が今後の取材資格を取り消された。

中国プロバスケットボールリーグ(CBA)の試合中に選手に罵声を浴びせた女性記者が今後の取材資格を取り消された。環球網など複数の中国メディアが報じている。

騒動があったのは、9日に吉林省長春市で行われたリーグ第20節、北京首鋼チームと浙江広厦チームの試合の第4クオーター。北京首鋼の翟暁川(ジャイ・シアオチュアン)と朱彦西(ジュー・イエンシー)の2選手が、女性記者が翟暁川を罵倒したとして記者席に詰め寄った。女性記者は選手らと言い争った後に退席処分となった。

別の記者は現場で撮影された動画を投稿し、女性記者が大声で翟暁川をののしったこと、女性記者は吉林省バスケットボール協会所属だったこと、この騒動で試合がしばらく中断したことなどを説明し、「記者が選手を罵倒するなんてことは起きるべきではない」とつづった。一方、女性記者は自分は選手を罵倒していないと主張し、別の記者の指摘に対しても「一体誰が誰をののしっているのか」と反論した。

この件をめぐってCBAは10日に声明を発表。女性記者の行為は試合進行に影響を及ぼすものだとして、リーグ規定に基づき残りの試合の取材資格を取り消すことを決定、所属機関に対して指導強化を指示した。

なお、同女性記者は騒動直後にSNSのファングループ内で河南省出身のスター選手・周琦(ジョウ・チー)についても「金のためにチームを移籍した」「恩知らず」などと批判、周琦本人が反論するなど騒動を巻き起こしていた。(翻訳・編集/北田

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携