2021年Z世代ホワイトカラーの昇進率は先輩世代以上―中国

人民網日本語版    2022年1月14日(金) 6時0分

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「2021年ホワイトカラー満足度指数調査研究報告書」によると、2年連続で低下していたホワイトカラーの仕事に関する満足度は、2021年に底を打って反転上昇した。資料写真。

中国の求人サイト・智聯招聘がこのほど発表した「2021年ホワイトカラー満足度指数調査研究報告書」によると、2年連続で低下していたホワイトカラーの仕事に関する満足度は、2021年に底を打って反転上昇した。生活に関する満足度では女性が男性を上回る。新一線都市と二線都市のホワイトカラーは一般的に仕事の満足度が高い。多くのZ世代が昇進し、昇進率は上の世代を上回るという。中国新聞網が伝えた。

調査研究データによると、21年中国ホワイトカラーの仕事満足度指数は2.91ポイントで、2年連続で低下した後に底を打って反転上昇した。ホワイトカラーは21年の賃金、職場での昇進、学習研修、人間関係の満足度が軒並み上昇した。中でも職場での昇進に最も満足しており、満足度指数は3.30ポイントに達した。一方、賃金の満足度は最も低く、2.21ポイントにとどまった。

業界別に見ると、IT(情報技術)・通信・電子・インターネット業界のホワイトカラーは仕事の満足度が最も高く、3.14ポイントに達した。20年に仕事の満足度が2位だった不動産・建築業は、21年は2.76ポイントで最下位に転落した。

地域別に見ると、上位10都市のうち、二線都市が7つを占め、うち煙台、南昌、無錫がトップ3に並んだ。南昌と無錫は20年に続くベスト3入りだ。

年代別に見ると、「95後(1995年から1999年生まれ)」の18.4%が昇進しており、「90後(1990年代生まれ)」の18.1%や80後(1980年代生まれ)」の14.1%を上回り、先輩たちを抜いたことがわかる。職場の「ニューウェーブ」とされるZ世代はすでに頭角を現しており、昇進するチャンスをつかんだ人が多い。

賃金を見ると、21年はホワイトカラーの43.6%が「上昇した」、29.6%が「現状維持」だった。ネット業界のホワイトカラーは54.8%が「上昇」、文化・スポーツ・教育業界は36.9%が「低下」した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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