仏RFIの中国語版サイトは16日、中国が新型コロナウイルスの感染拡大を理由に米中間の旅客便を大量に「強制運休」としたことに、米国が「強烈な不満」を表明したと報じた。

記事によると、今年に入ってから米中間の旅客便70便が中国の民航当局によって取り消された。

米運輸省の報道官は、「中国の行動は、米中の航空協定に基づく義務と矛盾している。私たちはこれについて中国政府と連絡を取り合っており、必要に応じて規制措置を講じる権利を留保している」とコメントした。

米主要航空会社を代表する業界団体エアラインズ・フォー・アメリカは、「米国の航空会社は強制運休が運航に及ぼす影響を見積もっているところだ」とした上で、「私たちは、旅行者への影響を最小限に抑えられる道を見つけ出すために、米国および中国政府と連絡を取り合っている」とコメントした。（翻訳・編集/柳川）