米紙が選ぶ「今年行くべき52カ所の旅行先」、韓国が入っていない理由は?―韓国メディア

Record Korea    2022年1月19日(水) 7時50分

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15日、韓国・中央日報は、米紙ニューヨークタイムズが選んだ「2022年に行くべき52カ所の旅行先」を紹介し、「韓国が入っていない理由は」と伝えている。写真はイタリア。

2022年1月15日、韓国・中央日報は、米紙ニューヨークタイムズが選んだ「2022年に行くべき52カ所の旅行先」を紹介し、「韓国が入っていない理由は」と伝えている。

ニューヨークタイムズは毎年、「行くべき52カ所」を選んでいる。今年のリストは「単純に珍しい風景やグルメが優先視されているのではなく、旅行で訪れることが、その場所と住民さらには地球にとってプラスになることにつながるかを重視している」「面白さよりも旅行の意味を評価している」と、記事は説明している。

1~5位はイタリア・キオッジャ、モザンビーク・チマニマニ国立公園、米国・ニューヨーク市クイーンズ区、英国・ノーサンバーランド、メキシコ・シワタネホ。また、日本からは19位に京都が入った。記事は「既に人気の観光地ではなく、隠れた宝石を見つけよう」「新しい名所で地域経済の活性化を」という狙いだと評し、「そのせいか、52カ所のリストの中に、なじみのある名前はあまり登場していない」と伝えている。

12位の米オハイオ州クリーブランドには、シェフやスタッフの多くが元受刑者というフレンチレストランがあると紹介している。社会的企業が運営し、彼らの社会復帰に向けた教育プログラムを設けているという店で、「ここでの食事はおいしい物を食べるという以上に、社会に貢献することになる」と説明している。また、18位の米サンフランシスコ、グレート・ハイウェイは、新型コロナウイルスの影響で在宅勤務が増えために利用率が激減した高速道路だという。一部を市民のために開放し、今ではスケートボードや自転車を楽しめる名所になったといい、「パンデミック時代の新しい現象」だと評している。

記事は「韓国の名前は今年、惜しくも挙がらなかったが、パンデミックの影響がまだ色濃いためだろう」「パンデミックは私たちの暮らしを変え、旅行の概念と目的も変化させた」と述べている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「韓国が入ってない理由?。高層マンション共和国に名所なんかあるか?」「韓国の見どころ、それは全国津々浦々に建てられた高層マンション」「いい土地があったら山を削ってホテルやマンションを建ててしまう韓国」「山も海もあちこち太陽電池だらけ。そんな景色が見たい?」「韓国文化が好きな人じゃなければ、韓国に観光に来るメリットはないよね。名所は特にないし、今じゃ物価も高くなった」「ミサイルが飛んでくるのに来ないでしょ」「韓国メディアは韓流で騒いでるけど、欧米に行くと日本文化が深く浸透しているのが分かる。これが現実だ」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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