コロナ飲み薬を服用した韓国の第1号患者、2日で症状消える=ネット「偶然じゃないことを願う」

Record Korea    2022年1月18日(火) 16時50分

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18日、韓国・中央日報によると、韓国内で初めて新型コロナウイルスの飲み薬「パクスロビド」を服用した患者の症状が2日もたたずに回復した。

2022年1月18日、韓国・中央日報によると、韓国内で初めて新型コロナウイルスの飲み薬「パクスロビド」を服用した患者の症状が2日もたたずに回復した。

記事によると、コロナに感染した70代のチェさんは疲労感、咳、痰、胸の痛みなどの症状があった。14日午後8時に米ファイザー社の「パクスロビド」を服用したところ、16日の昼ごろから症状が回復し始め、17日には全ての症状が消えたという。

チェさんは「他国では服用後に下痢や吐き気、味覚障害などの副作用があると報じられていたが、異常な症状は出なかった」とし、「コロナ自宅治療中に突然症状が悪化するという状況を防いでくれるので安心だ」と話したという。

チェさんはコロナワクチン接種を3回(1、2回目はアストラゼネカ社製、3回目はファイザー社製)終えていたが、12日に疲労感を訴え、13日にコロナのデルタ株への感染が確認された。チェさんは10年前から糖尿病を患い、4年前に前立腺がんの手術を受けていたためコロナ高危険群に該当する。担当医師は「高危険群のため早期治療が必要で、パクスロビドを処方した。重症化を予防する効果があったようだ」と話したという。

韓国防疫当局は「14日のチェさんを皮切りに、3日間で39人の患者がパクスロビドを服用した」とし、「患者の状態は好転しており、重症化した患者はいない」と説明したという。

これに韓国のネットユーザーからは「これが偶然じゃないことを願う。確実な治療薬となってコロナが終息し、自営業者が通常通り事業できる日がきてほしい」「治療薬を迅速に確保してくれた有能な政府に感謝」と期待の声が上がっている。

一方で「ワクチンを3回接種してもコロナにかかるのか」「2回接種を終えれば重症化しないはずでは?。3回打っても重症化を防ぐために飲み薬が必要なの?」「つまりワクチンは意味がないということ」と指摘する声や、「治療薬があるなら早く規制を解除するべき」「風邪薬のように薬局で買えるようにしてほしい」と訴える声も。

その他「この薬を飲んでいないけど、2日で症状が消えたよ?」「薬を飲まなくても2日で回復するのは珍しいことじゃない」と疑問を示す声も寄せられている。(翻訳・編集/堂本

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