米国と中国、それぞれ独自の安全保障構想を明らかに―米メディア

Record China    2014年5月30日(金) 0時20分

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28日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは記事「米中それぞれのアジア安全枠組構想、すでに対抗状態に?」を掲載した。米太平洋軍司令官は米国、フィリピン、日本、オーストラリアなどが協力する新たな安全保障構想を明らかにした。

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2014年5月28日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは記事「米中それぞれのアジア安全枠組構想、すでに対抗状態に?」を掲載した。

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先日、マニラで開催された東アジア世界経済フォーラムのクローズド会議に、ロックリア米太平洋軍司令官が出席した。フィリピン政府関係者や東南アジア諸国連合(ASEAN)の安全保障専門家と話しあうなかで、米国、フィリピン、日本、オーストラリアシンガポール、タイが協力する安全保障構想を披露した。さらにマレーシアも戦略パートナーとしてこの枠組に取り込むことを狙っている。

新たな安全保障の枠組を構想しているのは米国だけではない。先日、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は上海市でアジア相互協力信頼醸成会議(CICA)を主催。同組織をロシア、イラン、韓国、タイ、トルコなど24カ国の構成国によるアジアの安全保障対話と協力のプラットホームにしたいとの構想を明らかにした。

米国と中国、それぞれが新たなアジアの安全保障枠組を提出するなか、今後のアジア情勢をにらんで主導権争いが始まっている。(翻訳・編集/KT)

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