2022年1月19日、韓国・アジア経済は、世界の人たちは韓国旅行に対し、日本旅行や中国旅行より「肯定的」なイメージを持っていると伝えた。

韓国観光公社はこのほど、新型コロナウイルス収束後の国際観光の早期回復の可能性を探るため、18年1月31日～21年10月31日に中華圏と主要17カ国のSNS上に登場した「韓国旅行」に対する認識を分析した。

分析対象国のSNS上における韓国旅行への言及量は計527万8520件だった。ポストに対する共感、コメント、共有、照会数の合計であるエンゲージメント（Engagement）は計8687万719件、韓国旅行のキーワードに言及した投稿のフォロワー数に基づく潜在的露出量（Potential Impressions）は407億件と推定された。国別では日本、タイ、米国が言及量の74％を占めたという。

また、ソーシャルデータ感性分析の結果、肯定的評価の割合（30．4％）が否定的評価の割合（14．5％）の約2倍に達した。日本旅行、中国旅行と比較すると、言及量（日本650万件、中国610万件）は少なかったものの、肯定的評価の割合から否定的評価の割合を引いたソーシャル純推薦指数（SNPS）は15．9で、日本旅行（1．9）、中国旅行（マイナス7．8）に比べて圧倒的に高かったという。

この結果を受け、韓国のネットユーザーからは「うれしい」「これはすごいこと。日本と中国は韓国より人口も規模もはるかに大きい国なのに。韓国は戦争中で本来の半分の状態なのにその2国を超えた。統一が実現したら韓国は世界3大観光地になるという話は決して夢ではない」「韓国は日本や中国にばかにされない国になった」「世界の人たちは見る目あるね。これも文政権の功績の一つだ」「韓国のイメージを向上させたのはBTSの力が大きい。国は彼らの兵役義務を免除するべき」などと喜ぶ声が上がっている。

また「発展した国も良いけど、清潔な国を目指したい。ごみの量やポイ捨てを減らして美しい国にしよう」「観光インフラを整え、再訪率を上げるための方法を考えよう」などと提案する声も。

一方で「韓国人はどうしてこんなに自画自賛が好きなのか」「韓国に観光名所があるか？。来ないほうがいい」と冷めた反応も見られた。（翻訳・編集/堂本）