中国・朝鮮族の人口は170万人、10年間で約13万人減少=韓国人は複雑

Record Korea    2022年1月21日(金) 9時20分

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19日、韓国メディア・ニューシスは、「中国に住む朝鮮族が、この10年間で13万人近く減少している」と報じた。写真は朝鮮族が多く住む遼寧省瀋陽市。

2022年1月19日、韓国メディア・ニューシスは、「中国に住む朝鮮族が、この10年間で13万人近く減少している」と報じた。

記事によると、中国メディアは19日、中国国家統計局の「中国統計年鑑(2021)」を引用し、「20年末における朝鮮族の人口は170万2479人を記録した」と伝えた。そのうち男性は83万107人、女性は87万2372人で、女性が男性よりも4万2265人多いことが分かったという。

しかし前回調査が行われた2010年は183万929人で、10年の間に12万8450人が減少しており、このような傾向が続けば数年以内に160万人台に突入する見通しとのこと。朝鮮族の人口は、1953年の第1次調査時には112万405人、1964年は133万9569人、1982年は176万5204人、1990年は192万597年と増加を続け、2000年には192万3842人でピークを迎えていた。その後、韓国など海外への移住により人口が減り始め、2010年には183万929人に減少したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「朝鮮族というか、もう普通の中国人」「本人たちも韓国人とは認識していないはず」「その減った13万人はみんな韓国に移住し、高収入を得て暮らしてる」「すでに100万人以上の朝鮮族が韓国にいる。深刻な水準」「ある朝鮮族のおばさんはインタビューで、韓国で金を稼いで恩恵も受けてるのに『自分の子どもには中国人としてのアイデンティティーを持ってほしい』と話していた」「韓国で戦争が起きたらどっちにつくのかな」など、朝鮮族に対する複雑な反応が寄せられている。(翻訳・編集/丸山

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