観光客の命は8000円!?「カネか命か」の選択を迫る当局に、ネットで批判噴出―新疆ウイグル自治区

Record China    2014年5月29日(木) 21時11分

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28日、新疆ウイグル自治区の観光局の役人が、現金支給により同自治区への旅行を奨励したことに対し、ネットユーザーが怒りをあらわにしている。写真は新疆ウイグル自治区。

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2014年5月28日、東方日報によると、新疆ウイグル自治区の観光局の役人が、現金支給により同自治区への旅行を奨励したことに対し、ネットユーザーが「職務怠慢だ」怒りをあらわにしている。

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新疆ウイグル自治区では、先日発生した暴力・テロ事件の影響を受け、同自治区への観光を取りやめる人が後を絶たない。そのような状況の打開策として、同自治区は観光客1人当たり500元(約8000円)の奨励金を支給する方針を打ち出した。

しかし、「カネか命か」の選択を迫るような政策に、ネット上では批判が噴出。あるユーザーは「新疆の景色は確かに美しく、人々を引き付ける。しかし、命は一つしかない。どんなに美しい景色や、どんなに多額の現金も、命と比べれば意味はない」とコメント。

また、別のユーザーは「当局が今やるべきは安全の確保。テロ分子を一掃すれば、観光客は自然に戻ってくる」としている。(翻訳・編集/北田

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