2021年の中国の自動車リコールは232件、対象は873万台

Record China    2022年1月22日(土) 9時30分

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20日、中国新聞網は、中国国内で昨年873万台の自動車がリコール対象になったと報じた。

2022年1月20日、中国メディアの中国新聞網は、中国国内で昨年873万台の自動車がリコール対象になったと報じた。

中国国家監督管理総局は20日に記者会見を開き自動車製品などのリコール状況を紹介、昨年中国で232回自動車のリコールが発生し、対象車両が873万台となり2020年に比べて29%増加したことを明らかにした。

リコール対象の部品、構造別ではエンジンおよび電子、電気部品の欠陥によるリコールが全体の84%を占め、欠陥の原因となる工程別では製造セクションによるものが全体の15%、設計セクションによるものが85%を占めたという。

2021年末時点で中国ではこれまで累計2423回の自動車リコールが行なわれ、9130万台が対象になった。また、この5年で自動車の安全に関わるリコールが1.6日に1回発生している。記事は「自動車企業が主体的に問題を発見し、すすんでリコールを行うことが常態化した」と報じている。

記事によると、中国政府がカーボンピーク、カーボンニュートラル関連政策を続々と打ち出すのに伴い、自動車の排気ガス関連リコールも増えており、2021年には144万台がリコールの対象になった。(翻訳・編集/川尻

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