中国パソコン大手・レノボ、「中国市場は稼ぎ頭でなくなった」―印メディア

Record China    2014年5月30日(金) 14時22分

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26日、中国のレノボは中国市場が総売上高の60〜70%を占めていたが、現在はその割合が大幅に低くなっている。

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2014年5月26日、インドの金融専門サイト・マネーコントロールによると、中国のPCメーカー・レノボ(聯想集団)は総売上高の60〜70%を中国市場が占めていたが、現在はその割合が大幅に低くなっている。レノボのCFOは業務の中心を中国市場から移し、国際ブランドへの仲間入りを図っていくと話している。28日付で環球科技が伝えた。

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割合が低くなったとはいえ、中国市場はレノボの総収益の38%を占めている。ただし、2013年に中国市場でのレノボの収益は1.3%しか伸びなかったのに対し、EUや中東、アフリカ、米国などの市場はいずれも30%もの伸びとなり、大きな潜在力を持つ市場であることが明白となった。中国市場は現在も利益を上げてはいるものの、2013年同期比で10%低下している。

レノボは米ヒューレット・パッカード(HP)を上回る世界最大のPCメーカーとなっているが、その経営戦略の重点はすでに縮小を続けるPC市場からタブレットやスマートフォンの分野へと移行している。特にスマートフォンは2015年に販売1億台を目標とし、世界3大メーカー入りを図る。

また、CFOは「中国スマートフォンのリーディングカンパニーとなるには乗り越えなくてはならない壁がある。現在の中国市場の問題は利益を上げられるかということではなく、十分な利益が得られないということだ」と話した。2013年にレノボはスマートフォンの売り上げが29%伸び、販売総数5000万台で、PC販売台数とほぼ同数となっているほか、タブレット端末も920万台を売り上げている。(翻訳・編集/岡田)

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