サッカー日本代表の主力センターバック（CB）コンビ、吉田麻也（33）と冨安健洋（23）が負傷のため27日に行われるW杯アジア最終予選の中国戦を欠場する。これについて、中国ポータルサイトの新浪に掲載された記事は、「中国が24年ぶりに日本に勝利するチャンスが到来した」と報じている。

記事は、日本は最終予選でCBにアーセナルで活躍する冨安とサンプドリアのベテラン吉田を固定して戦ってきたと紹介。負傷のため27日の中国戦と2月1日のサウジアラビア戦を欠場することが決まっていた吉田に続き、冨安も負傷のため招集を辞退したと伝えた。

その上で、「紙の上で実力を論ずれば、中国代表は（日本に）劣ることになるが、サッカーでは番狂わせがよく起こる」とし、1998年3月のダイナスティカップ以来となる勝利のチャンスが到来したと報じた。

最終予選で日本代表と同組の中国代表は、6試合を終えて1勝2分3敗の勝ち点5と苦戦している。日本は4勝2敗の勝ち点12でW杯自動出場圏内のグループ2位に付けている。

昨年9月の最終予選第2戦では、日本がFW大迫勇也（31）のゴールで1-0で勝利した。（翻訳・編集/柳川）