アジア安全保障会議、日中の「握手」実現の見通し低い―中国メディア

Record China    2014年5月29日(木) 14時56分

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29日、環球時報によると、シンガポールで今月30日に開かれる「アジア安全保障会議」(シャングリラ対話)について、主催者側は「日中の防衛当局は握手しない可能性がある」との見解を示した。資料写真。

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2014年5月29日、環球時報によると、安倍晋三首相はシンガポールで今月30日に開かれる「アジア安全保障会議」(シャングリラ対話)で基調講演を行い、ヘーゲル米国防長官と会談する。中国解放軍の王冠中(ワン・グワンジョン)副総参謀長もヘーゲル氏と非公式に会談を行う予定だが、主催者側は「日中の防衛当局は握手しない可能性がある」との見解を示した。

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会合には日本から安倍首相や小野寺五典防衛相が出席する。安倍首相の基調講演は30日午後8時ごろに行われる予定だ。日本メディアは、安倍首相が講演の中で、東シナ海上空で中国軍の戦闘機が自衛隊機に異常接近した問題に触れると伝えている。

シャングリラ会合事務局のアレクサンダー・ニール氏は環球時報の取材に対し、「日本側は今回の会合を通じ、中国との関係を近づけたい意向のようだ」とした上で、「当面の日中関係を見れば、両国代表団が今回の会合で握手することはないだろう。なぜなら、中国は今が適当ではないと見ているからだ。ただ、ほかの事情が起きるかどうかは、その時を待たねばならない」と語った。(翻訳・編集/NY)

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