サッカー日本代表MF田中碧（23）の発言に、中国のサッカーファンが反応を示している。

ワールドカップ（W杯）アジア最終予選の中国戦（埼玉スタジアム）を27日に控える日本代表。中国は昨年12月に李鉄（リー・ティエ）監督が退任、日本戦が李霄鵬（リー・シャオポン）新監督の初陣となる。また、アロイージオやアランら帰化選手はチームに合流したものの出場メンバーは不透明だ。

前回の対戦から戦術、メンバー共に変わる可能性がある中国について、田中は日本のメディアの取材に対し、「実際にピッチに入って、（最初の）10分、15分で相手がどうやってプレーするのかを観察していく。それができればその辺は問題ない」と語った。

中国のスポーツメディア・直播吧がこの発言を伝えると、自国に対して厳しいことで知られる中国のサッカーファンからは「中国代表を買いかぶりすぎ」「15分もいらないんじゃない？」「日本人はやっぱりすごい。中国代表を20年見てきたけど、彼らの戦術が何なのかいまだに理解不能」「いや、逆に1試合を通しても中国代表が何をしたいか分からないかもしれないよ」「中国はコーチや選手でさえも自分たちの戦術が何か分かってないけどね」といったコメントが寄せられている。

日本代表は27日に中国代表と、2月1日にサウジアラビア代表と対戦する。（翻訳・編集/北田）