Record China 2014年5月29日(木) 21時34分
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29日、韓国で事故が頻発し、国民の不安が増幅するなか、韓国メディアは最近発生した事故をまとめ、韓国の社会安全体制に疑問を投げかけている。写真は客船沈没事故の報道。
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2014年5月29日、人民日報(電子版)によると、韓国で事故が頻発し国民の不安が増幅するなか、韓国メディア・マネートゥデイは最近発生した事故をまとめ、韓国の社会安全体制に疑問を投げかけている。
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韓国では過去100日に重大事故が6件も発生している。2月17日に慶州市で起きたリゾート体育館の崩壊事故以降、第2ロッテワールドの配管工事事故、セウォル号沈没事故、上往十里駅での地下鉄追突事故、高陽市のバスターミナル火災、京畿道の産業廃棄物処理場での火災、全羅南道長城郡の高齢者用病院での火災などが相次いで起きている。
リゾート施設の崩壊事故は10人の死者を出す惨事となったが、警察はこの事故を人災と認定。施工会社が許可をもらう前に工事を開始したことや設計無視、安価な材料の使用などが明らかとなった。また、大惨事となったセウォル号沈没事故でも、運航会社が古い船を安価で購入した後に増築改造を行っており、その上過積載も重なって事故の発生を招いた。
この一連の事故の原因について、韓国の専門家らは20〜30年前に建てられた施設とコスト削減を重視した安全意識の低さにあるとまとめている。ある専門家は、「韓国はこれまで速さを追及してきたが、それに比べ安全に対する投資と教育は不足している。韓国社会は安全制度を早急に強化する必要がある」と指摘している。(翻訳・編集/藤)
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