2017年に爆発的な人気を集めた中国ドラマ「永遠の桃花～三生三世～」が30日、オンエア5周年を迎え、マーク・チャオ（趙又廷）やヤン・ミー（楊冪）らメインキャストがオフショットを公開して一斉に祝っている。

神仙たちの天界を舞台に、青丘の狐族の女帝・白浅と、天宮の皇太子・夜華の三世にわたる愛を描いたファンタジーラブロマンス「永遠の桃花」は、中国で17年1月30日にテレビ放送をスタートし、社会現象化する人気を獲得。ネット配信では、1日の再生回数が最高で15億回を超え、総再生回数が520億回を上回るなど、ドラマ配信の記録を次々と塗り替えた。

オンエアからちょうど5年を迎えた30日、夜華を演じたマーク・チャオが中国版ツイッター・新浪微博（ウェイボー）で、白浅役のヤン・ミーとの写真を公開。「四海八荒のオフショットの在庫を捧げます。思い出がいっぱい、言葉では言い表せない」とのメッセージを添えている。

ヤン・ミーも同じく、ウェイボーでマーク・チャオとの衣装姿のツーショット写真を公開。「あの桃花の林が懐かしい」と記し、5周年を祝っている。

姉妹編の「夢幻の桃花～三生三世枕上書～」ではヒロインになった白浅のめいで、青丘の姫・白鳳九を演じたディリラバ（迪麗熱巴）もウェイボーで、当時の撮影現場で撮ったキュートな写真を公開。「青丘から来た鳳九をシェアします」と記している。

また、同じく「夢幻の桃花」で主役となったクールで気高い至高の神・東華帝君を演じたガオ・ウェイグアン（高偉光）もウェイボーで、うつむいて目を閉じる東華の写真を公開。「眠っていません。東華は劫（ごう）を渡っている最中です」と、ドラマを見た人には分かるユーモアを披露している。

白浅の初恋の相手で、実らなかった恋を最後まで引きずる翼族の王子・離鏡は、視聴者から「ふびん」と哀れむ声が上がった。演じたチャン・ビンビン（張彬彬）もウェイボーで離鏡の写真を公開し、「司音（白浅の別名）、5年後の離鏡を見て。まなざしがとても良くなった」と再び未練たっぷりのメッセージを投稿したことで、作品のファンを楽しませている。（Mathilda）