春節に帰国できない中国人留学生が日本の畳づくり体験=「職人の技術に驚いた」―華字メディア

Record China    2022年2月4日(金) 9時20分

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2日、日本華僑報は、茨城県で中国人留学生らに伝統的な畳制作技術を体験してもらう催しが開かれたと報じた。

2022年2月2日、華字メディアの日本華僑報は、茨城県で中国人留学生らに伝統的な畳制作技術を体験してもらう催しが開かれたと報じた。

記事によると、茨城県小美玉市にある畳店と水戸市の企業が共同で、新型コロナの影響で母国に帰れない在日中国人向けに畳作り体験を企画し、県内や近隣の大学に通う中国人留学生や県内で働く在日中国人9人が体験した。

一行はまず水戸市内の制作現場を訪れ、職人による畳作り技術を見学。その後職人の指導のもとで実際に畳作りを体験し、30分でA4用紙1枚ほどの小さな畳を製作した。参加者らは作業の様子を「自撮り」しながら、「これの材質はなんですか」「これはこうやって作るのですか」など熱心に職人に質問していた。

新型コロナ前の訪日中国人観光客増加に伴い、畳に代表される日本の和室装飾が中国でも人気を集めているという。畳作り体験を企画した企業の責任者・黄磊(ホアン・レイ)さんは「中国伝統の新年に帰省できない若者向けにイベントを行うことで、生活の楽しみを増やしてもらうとともに、日本の伝統文化をより理解する一助としてもらえたら」と語った。

畳作り体験に参加した山東省出身の留学生、呉佳雨(ウー・ジアユー)さんは「機会化、自動化が進む中でも、職人たちの優れた技術にはやはり驚きとともにすごさを感じる」と感想を語った。(翻訳・編集/川尻

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