4日、中国の俳優アレン・レン（任嘉倫）が中国版ツイッター・新浪微博（ウェイボー）で、東京オリンピックの卓球女子シングルスで金メダルを獲得した中国代表の陳夢（チェン・モン）選手とのツーショット写真を公開した。

アレン・レンは6歳で卓球を始め、かつては山東省卓球チームに所属し、将来を嘱望される卓球選手だったことはよく知られている。5歳年下の金メダリストの陳夢選手とは、かつて同じ卓球チームに所属して切磋琢磨（せっさたくま）した仲だが、4日にウェイボーで4枚のツーショット写真を公開。共に練習していた場所を2人で訪れたことを報告している。

公開された写真では、「青島市婦女児童活动センター」および「小海花児童広場」と書かれた建物の前で、2人が並んで笑顔を見せている。これらの写真にアレン・レンは、「20数年前、僕らはここで一緒に汗を流した。短い時間の再会だったけれど、子ども時代の心意気は一生の宝物。この先も引き続き前進し、奮闘しよう」と書き込んでいる。

なお、陳夢選手も同じ写真をウェイボーに投稿。「昔からの友達と夢の出発点に立った」と報告し、「私たちの先に続く道がどれほど遠くても、初心を忘れずに」と、アレン・レンやフォロワーに向けたメッセージを発信している。

2人はこれまでにも、ウェイボーを通じてたびたびメッセージを送り合い、陳夢選手はアレン・レンの新作にエールを送ったり、プレゼントが届くと公開するなどしてアレン・レンを支えている。また、アレン・レンも昨年の東京オリンピックでは、金メダル獲得に真っ先に喜びの声をウェイボーに投稿。常に互いに励まし合う様子が感動を呼んでいる。（Mathilda）