北京冬季五輪を取材した米メディアが衝撃「クレイジーだ」

Record China    2022年2月10日(木) 10時20分

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8日、観察者網は、北京五輪が開かれている中国国内の新型コロナ感染対策に、米メディア関係者が衝撃を覚えたと報じた。写真はPCR検査を受ける北京市民。

2022年2月8日、中国メディアの観察者網は、北京五輪が開かれている中国国内の新型コロナ感染対策に、米メディア関係者が衝撃を覚えているようだと報じた。

記事は、米紙ニューヨーク・タイムズのポッドキャスト番組「ザ・デーリー」が4日、「ゼロコロナの五輪」と題して北京五輪会場や中国国内の厳格なコロナ感染予防対策の実態をクローズアップして報じたことを紹介した。

そして、北京にいる記者が「中国では時々感染例が見つかるものの、多くの時間において感染は確かに起きていない」と伝えるとともに、中国人は至って正常な日常生活を送っているものの、感染爆発は起きていないと紹介したほか、感染拡大初期にピークを迎えて以降、中国では新型コロナによる死者が増えていないと指摘すると、キャスターが「人口3億3000万の米国で100万人が死んでいるのに、10億人以上いる中国でこの状況というのはとてもクレイジーだ」と驚きを示したとしている。

また、まだ信じられないという様子を見せたキャスターが「中国のこの数字は、本当なのか」と疑問を呈すると、記者は「本当だ。感染初期はデータを隠していると疑う人もいたが、中国の政府や官僚は実際のところ、感染を隠すことよりも感染者を見つけ出すことに全力を注いでいる。感染が拡大していれば中国の病院は人であふれかえるだろうが、そのような状況は現在まで起きていない」と説明したことを伝えた。

さらに、中国では既に9割近い人が2回のワクチン接種を終えており、ワクチン政策も奏功したとの情報を記者から聞いたキャスターが「どうやら中国によるギャンブル式のゼロコロナ作戦は成功し、世界的な名声を得たようだ」と苦々しさ混じりに感想を語った、と伝えている。(翻訳・編集/川尻

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