人民網日本語版 2022年2月15日(火) 9時50分
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文化観光産業指数実験室はこのほど、「2021年中国都市海外ショート動画プラットフォーム影響力報告」を発表した。写真は広州タワー。
文化観光産業指数実験室はこのほど、「2021年中国都市海外ショート動画プラットフォーム影響力報告」を発表した。ショート動画共有アプリ「抖音(TikTok)」の内容に基づき、中国の都市の文化観光分野での海外における影響力を分析したものだ。影響力ある上位10都市には順に、北京、上海、武漢、成都、重慶、深セン、広州、蘭州、杭州、張家界が並んだ。羊城晩報が伝えた。
同報告によると、TikTokで「#china」のハッシュタグがつけられた動画の再生回数は270億回を超え、そのうち「#beijing(北京)」がつけられた動画は5億5800万回を超え、北京は中国で最も影響力を持つ都市になった。
大国の中心で文化の古都である北京、にぎやかでファッショナブルな国際的大都会・上海、ポストコロナ時代の「朝食の天国」と言われる武漢、「パンダの故郷」で「レジャー都市」の成都、都市鉄道が建物の中を通り抜ける「摩訶不思議な山岳都市」の重慶、「牛肉麺のふるさと」の蘭州、古典的世界と現代が融合した美しい都市・杭州、大自然が織りなす人間の業を超えた壮大な景観が広がる張家界……同報告によると、都市の特色ある文化観光要素が最もよくその都市の「キャラクター」を形成するという。
粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、マカオ両特別行政区によって構成される都市圏)の2大中核都市として、急速に発展する「未来都市」の深センと「広東式グルメの都市」の広州は、どちらもショート動画プラットフォームで海外への強い影響力を持つ。
コメント欄を見ると、多くのネットユーザーが深センのハイテク、現代性、スマートのとりこになり、「きれいで現代的」、「変化が大きい」、「テクノロジー企業が多い」などの賛辞が並ぶ。
「#guangzhou(広州)」のハッシュタグがつけられた動画は主に都市景観とグルメのジャンルに集中する。そのうち広州タワーの動画と都市の景観を航空撮影した動画が軒並み人気が高い。
海外のネットユーザーの間では広州のグルメに対する注目度も高い。ワンタン、チャーシュー、亀ゼリーに代表される広州の早茶(朝の飲茶)と地方の味を伝えるグルメがどちらも広く人気があり、広東式点心の関連動画は再生回数が4億回を超えた。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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