Record China 2014年6月2日(月) 3時50分
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29日、香港の大学生を対象とした就職希望に関するアンケート調査の結果、調査対象となった大学生のうち、「中国の経済発展を有望視しており、中国本土で就職してキャリアを積みたい」と考えている人が約7割に上ることが明らかになった。写真は香港。
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2014年5月29日、香港の大学生を対象とした就職希望に関するアンケート調査の結果、調査対象となった大学生のうち、「中国の経済発展を有望視しており、中国本土で就職してキャリアを積みたい」と考えている人が約7割に上ることが明らかになった。ラジオ中国之声「央広新聞」が伝えた。
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香港や台湾メディアの報道によると、卒業予定者の就職活動がピークに達する6月を目前に控え、中国本土、台湾、香港の大学生は軒並み、就職先が見つからないかもしれないという不安やプレッシャーに直面している。ここ数年、大学新卒者は増え続けており、今年は昨年の700万人から、さらに27万人増える見込み。台湾の若者も決して楽観視しておらず、ネット上で自分たちの状況を「うら淋しい給料」と表現している。一方、かなり恵まれた状況にいるのは香港の大学生だ。昨年の平均就職率は約8割と、香港の大学へ入学することはすなわち、就職先が確保できたという意味になっている。
香港の大学卒業生を対象とした就業状況調査の結果、学部卒業生の平均月収は1万7000香港ドル(約22万3000円)だったことが判明した。香港紙・明報の報道によると、高報酬が得られる医師や歯科医師などの専門職を除き、学部卒業生の月収は過去2年間より3.4%増加した。しかし、これまで学生に人気が高かった金融サービス業に就職した人は約5%減少した。
今回の調査は香港の大学生915人を対象に実施された。このうち7割は「短期間、中国本土で仕事をしたい」と希望していた。「北京や上海で仕事をする最大のメリットは国際的視野、クリエイティブな思考法、実務力などを吸収し、伸ばせる点だ」としている。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤)
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