Record China 2014年6月1日(日) 20時30分
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30日、中国ネットショッピング市場はすでに米国を追い抜き、世界一のネット小売市場に成長した。資料写真。
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2014年5月30日、阿里研究院がこのほど発表した「主流生活報告」によると、2003年に開設されたインターネットショッピングのプラットフォーム「淘宝(タオバオ)」は、今ではネットショッピングと同義語になり、生活スタイルの主流になった。10年前にはネットショッピングに反対意見だった人にとっても、ネットショッピング、宅配便、モバイル決済はすでに生活の一部だ。データによると、中国ネットショッピング市場はすでに米国を追い抜き、世界一のネット小売市場に成長した。南方日報が伝えた。
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▼アリババ系の取引だけで米国に比肩
阿里研究院は阿里巴巴(アリババ)集団の米国での株式上場に際しての募集文書の数字を引用して次のように説明する。13年末時点で、天猫、淘宝、聚劃算を含む通年の商品取引総額(GMV)は1兆5420億元(約2530億ドル。1元は約16円、1ドルは約101円)に達した。阿里巴巴プラットフォームには2億3100万のバイヤーがおり、年間の取引件数は110億件に上る。米市場調査会社eMarketerによると、米国のネットショッピング取引額は2589億ドルに上り、人民元に換算すると約1兆5660億元になる。阿里巴巴プラットフォームだけで取引額は米国全体に相当するということだ。
▼ネットショッピングが買い物の習慣を変える
阿里巴巴の募集文書には次のような数字も書かれている。13年末現在、淘宝では800万のサプライヤーが7億9600万点の商品を販売しており、商品の品目は100、種類は2000に及ぶ。
同報告によると、ネットにつながる環境さえあれば、淘宝では基本的に好きな時間にほしい商品を買って、希望する場所に送ってもらうことができる。バーバリーの高級トレンチコートもあれば、中国農村の婦人のハンドメイドの布靴もあり、ごく少数の人にしか買えないがヘリコプターも売っていれば、街を走り回って力仕事をする人が乗る三輪車もある。
豊富な種類、大量の商品の存在が、中国の消費者を世界にも真似できないような消費者にしている。中国の消費者はいつでもどこでも8億点近い商品を800万のサプライヤーから自由に選択することができるのだ。ほとんどの商品を複数のサプライヤーが取り扱っているため、消費者はどの店舗から買うかを選択することができる。こうして店舗同士が競争するようになり、中国のネットショッピング店舗のサービス水準は向上を続けている。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/武藤)
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