Record Korea 2022年2月15日(火) 17時20分
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14日、韓国・ソウル新聞によると、18年平昌五輪のスピードスケート銀メダリストで2019年に現役を引退した李相花さんの「北京五輪解説」が物議を醸している。写真はスピードスケート会場の国家速滑館。
2022年2月14日、韓国・ソウル新聞によると、18年平昌五輪のスピードスケート銀メダリストで19年に現役を引退した李相花(イ・サンファ)さんの「北京五輪解説」が物議を醸している。
韓国国営放送・KBSの北京五輪解説委員として活動している李さんは12日に行なわれたスピードスケート男子500メートル決勝の解説を担当した。
記事によると、李さんは解説中に「先に、先に、おお!」「落ち着いて、落ち着いて、よし!」「上げないと!最後まで、最後まで、おお~」などと大声で叫んだ。試合後、最終記録が発表される前にも「何だ何だ何だ?」と叫び、韓国選手の銀メダルが決定した時には「うわ~銀メダルよくやった。わあ、こんなことがあるのか」と興奮した様子で大きな拍手を送ったという。
さらに、韓国選手が韓国国旗を持ってリンクを回ると「ちょっと、ちょっと、こっち!こっちを見て」と叫んだ。隣りにいたキャスターが「中継でそんなことをしてはいけない」と注意したが、その後の表彰式でも韓国選手に向かって「ちょっと、こっち!ミンギュ最高」などと叫んだという。
李さんは番組終盤に「興奮しすぎてしまった」と謝罪したが、視聴者からは苦情が殺到したという。
ネット上にも「聞くに堪えなかった」「李委員の解説に期待していたのにがっかり」「李相花のファンだけどこれは見ていて不快だった」「解説者の資格がない」「国営放送のKBSでタメ口で中継するなんてとんでもないこと」「まるでYou Tubeの個人放送」「解説というより家での応援」など批判の声が続出している。
一方で一部からは「心が込もっている」「人間らしくていい」「李相花の涙はリアル」と評価する声も上がっている。李さんは13日のスピードスケート女子500メートルの試合中継中、親友である小平奈緒のレースを見て涙を流す姿が話題になっていた。(翻訳・編集/堂本)
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