韓国、李在明候補支持者らの独特な応援活動が物議=ネットは批判「パワハラ」「腹が立つ」

Record Korea    2022年2月18日(金) 7時20分

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韓国で第20代大統領選挙の公式選挙運動が15日に開始された中、「共に民主党」の李在名候補の支持者らによる独特な応援活動が物議を醸している。写真は実際の領収書。

韓国で第20代大統領選挙の公式選挙運動が15日に開始された中、「共に民主党」の李在名(イ・ジェミョン)候補の支持者らによる独特な応援活動が物議を醸している。2月15日、韓国メディア・ソウル経済が報じた。

記事によると、同日に韓国のSNSやオンラインコミュニティー上に、李候補への支持を訴える文章が書かれた領収書の写真が相次いで投稿された。ある投稿者はツイッターで、「フード・デリバリーアプリを利用して注文する時、店の方を励ますと同時に李在名候補を宣伝している」と発言。併せて公開した写真には、注文時の要求事項の欄に「社長、明けましておめでとうございます。中小企業のために努力する記号1番李在名候補に投票し、共に幸せになりましょう」とのコメントが書かれた領収書が写っている。配達業者への要請事項には、「配達業者のために政策を打ち立て、専用アプリも制作した李候補に投票し、労働者の福祉と権利を享受しましょう」と書かれていた。

また、別の投稿者が公開したチキンの領収書には、「社長、明けましておめでとうございます。記号1番李在名候補をよろしくお願いします。頂きます」と書かれている。この領収書には、店主が青いペンで書いたとみられる「はい。私も李在名に1票を入れます」というコメントも残されている。

このような行為に対し、ネットユーザーからは 「仕事に追われて忙しい自営業者たちには効果的な選挙運動」「切迫感が感じられる。自分も参加したい」などの好意的な声が寄せられる一方、「会社の業務メールで宣伝するようなもの」「あまりにも一方的なやり方」など、批判的な意見も見られるとのこと。また、業務上必ず確認すべきメッセージであるため、望まない内容を強制的に読ませる行為として「パワハラ」に該当するとの指摘も出ているという。

この記事を見たネットユーザーからも、「自営業者は食事やサービスを提供するのが仕事で、パワハラを受ける義務はない。なぜ政治的理念を押し付けるの?」「正直こんなことが書かれていたら自分は腹が立つ」「反発心しか湧かないけど」「こんな注文が来たらキャンセルする」「自営業者は全員民主党を支持するとでも?」「この5年間の状況を見ても民主党を支持する人の気が知れない」「宗教団体でもあるまいし、ここまで来ると病気だね」など、「迷惑だ」とする反応が多く見られた。(翻訳・編集/丸山

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