<広東の春節風物詩>旧暦1月15日の「元宵」には年越し行事の締めくくり

Record China    2022年2月17日(木) 13時40分

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中国では旧暦の1月15日を元宵(ユエンシャオ)と呼びます。この元宵の日には、年越しのさまざまな行事が締めくくりを迎えます。

中国では旧暦の1月15日を元宵(ユエンシャオ)と呼びます。この元宵の夜には、年越しのさまざまな行事が締めくくりを迎えます。

まず、元宵の日には家族などがそろって「湯円」を食べる習慣があります。「湯円(タンユエン)」は中に餡を入れた団子を湯に浸したものです。皆で「湯円」を食べることには、今年も家族など打ち解けて暮らせるようにとの、祈りが込められています。

そして元宵の夜には屋外に飾られた提灯を鑑賞して楽しみます。広東省広州などでは、この提灯にさまざまな種類があることが特徴です。

また元宵には、廟会(ミャオフイ)と呼ばれる、日本の「縁日」にも似た催しがあります。廟会の会場では、日本の青森のねぶたのような、絵を立体的な枠の上に張り、内側から照明を当てる出し物が飾られます。人々は幻想的な光景を愛でながら、年越しの余韻を楽しみます。(翻訳・編集/如月隼人

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