anomado 2022年2月20日(日) 11時10分
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開催中の北京冬季五輪で活躍するアスリートを応援して、SNSで批判を浴びた人や、逆に称賛された人など、エールを送る芸能人に対して世間が見せた反応もさまざまとなっている。
今回、冬季五輪では中国歴代最年少の17歳で金・銀メダルを獲得したスノーボード男子の蘇翊鳴(スー・イーミン)、モデルとしても活動し、フリースタイルスキー女子で3個のメダルを獲得した谷愛凌(アイリーン・グー)が特に注目を浴び、アスリートを応援する芸能人の反応も、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)でトレンド上位を占める話題となった。
そんな中で「人気に便乗」と批判を浴びる人も続出。その筆頭は俳優のケニー・リン(林更新)で、過去に子役として活動していた蘇翊鳴とは、2014年の映画「タイガー・マウンテン~雪原の死闘~」で共演。蘇翊鳴の金メダル獲得後、ケニー・リンが「彼とは結構親しい」とSNSに書いたことで、ネットではケニー・リンがここ数日で蘇翊鳴のウェイボーをフォローし始めたこと、過去に蘇翊鳴がケニー・リンをウェイボーで話題に取り上げても無視していたという事実が広まり、蘇翊鳴に対してあまりに失礼な便乗行為と批判の声が上がった。
なお、逆に称賛されたのは「タイガー・マウンテン~雪原の死闘~」でメガホンを取ったツイ・ハーク(徐克)監督や、共演した女優トン・リーヤー(佟麗婭)。演技経験のない蘇翊鳴を抜てきして映画界に導いたのはツイ・ハーク監督だが、そういった事情には一切触れずエールを送っている。またトン・リーヤーも、金メダル獲得後は「小栓子、すごい。素晴らしい。」と、蘇翊鳴が演じた役名を記すのみで、慎ましやかな祝福が好感度を上げた。
谷愛凌を派手に祝福して、売名行為だと批判を浴びた芸能人が多い中、TFBOYSのワン・ユエン(王源)がウェイボーに投稿した祝福はトレンドの上位に入る話題に。同じTFBOYSのイー・ヤンチェンシー(易烊千璽)は五輪の聖火リレーをテーマにしたショートフィルムで谷愛凌と共演していることから、「イー・ヤンチェンシーなら分かるがなぜ?」「無関係なのに過剰反応すぎる」などと批判を浴びることとなった。(Mathilda)
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