Record China 2022年2月19日(土) 18時30分
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中国のフィギュアスケート男女ペアが、練習会場で羽生結弦選手に北京五輪マスコットの「ビンドゥンドゥン」をプレゼントした。「ビンドゥンドゥン」は大人気のため関連商品は入手困難な状態だ。
北京冬季五輪大会ではマスコットの「ビンドゥンドゥン」が大人気になり、関連商品は極端な品薄になった。「オンラインでは完売、オフラインでは行列」などと言われるようになったほどだ。そのビンドゥンドゥンを、中国のフィギュアスケート男女ペアが羽生結弦選手にプレゼントした。
羽生選手は18日、20日に行われる北京冬季五輪フィギュアスケートエキシビションに向けての練習を行った。すると練習を終えた羽生選手に中国フィギュアスケート男女ペアの柳シン宇選手(写真右)と王詩ゲツ選手(写真左)が歩み寄って、「ビンドゥンドゥン」をかたどった品を手渡した。(「シン」は「品」の「口」を全て「金」に替える。「ゲツ」は王へんに「月」)。
羽生選手と柳・王両選手はハグを交わし、笑顔で記念写真の撮影に応じるなどした。中国版ツイッターの微博(ウェイボー)では同話題が大人気となり、多くの中国人が柳・王両選手さらに羽生選手を称賛し祝福するメッセージを投稿した。
「本当によかった。柚子(中国での羽生選手の愛称)は『ビンドゥンドゥン』を手に入れられた。喜んでいるといいな。20日の演技に期待します」、「王選手と柳選手は素晴らしい。スポーツに国の違いはない。何より大切なのは友情だ」、「羽生選手はフィギュアの王者の名に恥じない。今回は残念ながら失敗だったが、あなたには勇敢なチャレンジ精神がある。あなたは私の心の中の無冠の王だ」などのコメントだ。
羽生選手は20日のエキシビションで、「オペラ座の怪人」を披露することを明らかにしている。羽生選手は2015年に上海で開催された世界選手権のフリースタイルで「オペラ座の怪人」を演じたが、試合直前の練習時に中国人選手と激突して負傷し、大出血をテープで抑える応急処置をしただけで演技に臨んだ。
羽生選手は20日のエキシビションについて、「試合ではありませんが、中国での『オペラ座の怪人』については、大きな思い出があります。中国ではこのプログラムを完璧に滑れたことはありません。今回は皆さんに、しっかりお見せしたいです」と語った。(翻訳・編集/如月隼人)
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