Record China 2022年2月24日(木) 1時20分
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台湾メディアの聯合新聞網によると、台湾のネット掲示板で「中国アニメのレベルは日本を超えたのか」というトピックが注目を集めた。写真は中国動漫(アニメーション)博物館。
台湾メディアの聯合新聞網によると、台湾のネット掲示板で「中国アニメのレベルは日本を超えたのか」というトピックが注目を集めた。
記事によると、先日、台湾のネット掲示板PTTで「中国アニメは日本を超えたと主張する友人に反論したところ(SNSアカウントを)ブロックされた」との投稿があった。
スレ主の友人は「マスターオブスキル(全職高手)」を例に中国アニメのレベルは高く、「日本をすでに超えている」と主張した。日本アニメをこよなく愛するスレ主が「鬼滅の刃」遊郭編を引き合いに「戦闘シーンの作画やディテール、BGM、ストーリーなど(のすごさ)は中国アニメと比較になるだろうか」「小説版の『マスターオブスキル』は確かに良作だが、アニメは大したことはない」などと反論すると、友人にブロックされたという。
スレ主は「中国本土のアニメは日本アニメに追いついてきている、またはすでに追い越しているのだろうか?」と問い掛けた。
これについて他のネットユーザーからは「中国に欠けているのは脚本。彼らのアニメのほとんどが時代小説を原作にしたもの」「当局の審査の問題で創作に自由がないんだよ」「中国本土は確かに現在は大量模倣の段階。だけど、自分たちの道を進もうという野心が見える」といった声が上がったという。
また、「『進撃の巨人』には多くの中国の下請けが関わってる」「台湾と韓国はかつて日本アニメの最強の下請けだった。だが、一方(台湾)は消え去り、一方(韓国)は自らの新天地を切り開いた」「中国と日本はもう逆転している。以前は日本が中国に発注していたが、今では中国が日本に発注するようになった。だから中国アニメには日本っぽい雰囲気があふれているんだよ」など、アニメ業界の構造に言及する声も少なくなかったと記事は伝えている。(翻訳・編集/北田)
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