中国の女優ヤン・ミー（楊冪）が、17歳の時にジャッキー・チェン（成龍）と共演した広告写真では、今と比較してもあまり変わらない姿を見せている。

ヤン・ミーがジャッキー・チェンと共演したバイクメーカーの広告は、2003年に撮影されたもの。ヤン・ミーは4歳で子役デビューし、学業に専念するため10歳で仕事を終了。その後、中学時代に雑誌モデルを志して、人気ファッション誌の編集部に自ら写真を送って合格しているが、この広告はそのモデル時代に撮られたもの。当時、ヤン・ミーは17歳、ジャッキー・チェンは49歳だった。

同広告のオーディションでは複数のモデルや女優が集められたが、恐れ知らずで受け答えも臨機応変だったことから、ジャッキー・チェン本人が選んでヤン・ミーを起用。ヤン・ミーのギャラが500元、ジャッキー・チェンの報酬は50万元だったが、ヤン・ミーを気に入ったジャッキー・チェンは自らの報酬を削ってヤン・ミーに上乗せしたことや、数年後に再会した時には「ミーミー姐さん」と進んで声をかけたことを明かしている。

ヤン・ミーは同じ03年、女性監督のリー・シャオホン（李少紅）の目に留まり、ドラマ「紅粉世家」に出演して女優業をスタートした。

この広告写真では17歳のヤン・ミーの初々しいながらも今とあまり変わらない顔に、「美容整形ゼロ」とコメントが集まっており、ジャッキー・チェンとの姿が「父と娘に見える」との指摘も上がっている。（Mathilda）