中国のエンタメメディア・新浪娯楽は23日、北京冬季五輪フィギュアスケート女子シングルで金メダルに輝いたロシアのアンナ・シェルバコワとカザフスタンの歌手とのやり取りにネットユーザーが次々とコメントしたと報じた。

記事が紹介したのは、五輪最終日のエキシビションでシェルバコワが使用した楽曲「アヴェ・マリア」をめぐるカザフのディマシュ・クダイベルゲンとのやり取り。シェルバコワが23日、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）に「素晴らしい音楽を届けてくれてありがとうございます」と投稿し、この曲を歌ったクダイベルゲンが「好きになってくれてありがとうございます。そして素晴らしい演技をありがとう。優勝おめでとうございます。これからも試合を楽しみ、頑張ってください！」と返したというもので、記事は「2人の芸術家のコラボレーションがわれわれに最高の視覚の盛宴をもたらした」と指摘した上で、ネットユーザーから「このような美しい芸術のコラボをもっと見たい！」などのコメントが相次いだことを伝えた。

シェルバコワは北京五輪開幕当日の今月4日に微博を開設し、フォロワーは現在、127万人近くに上っている。23日は五輪マスコットのビンドゥンドゥンとパラリンピックマスコットのシュエロンロンのグッズを手にした写真を付けて「ビンドゥンドゥンとシュエロンロンはずっと私と一緒にいてくれます！中国の皆さんの応援と好意に感謝します！」とも投稿。これにも、「私たちもずっとあなたと一緒です」「中国はきっと彼女にとって幸運な場所。また来てください」「氷上のお姫様」「これからの試合も頑張って！」などの声が続々と寄せられている。（翻訳・編集/野谷）