Record Korea 2022年2月25日(金) 17時20分
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25日、韓国・スポーツ東亜は「新型コロナウイルス流行の影響で映画館の売り上げが大きく落ち込む中、日本のアニメ映画が相次いで予想外の興行記録を打ち出している」と伝えた。写真は韓国の映画館。
2022年2月25日、韓国・スポーツ東亜は「“呪術廻戦 0”ブーム…日本アニメの力」と題する記事で「新型コロナウイルス流行の影響で映画館の売り上げが大きく落ち込む中、日本のアニメ映画が相次いで予想外の興行記録を打ち出している」と伝えた。
韓国の映画振興委員会・映画館入場券統合ネットワークによると、日本のアニメ「劇場版 呪術廻戦 0」がトム・ホランド主演のアクションアドベンチャー映画「アンチャーテッド」を抑えてボックスオフィス(チケット売り上げ)1位となった。17日に公開され2位にとどまっていたが、23日に「アンチャーテッド」の観客数2万6825人をわずかに超える2万6934人を動員し逆転したという。
記事は「『劇場版 呪術廻戦 0』の上映スクリーン数が814で、『アンチャーテッド』の全国1087より少ないという点でもそのすごさが分かる」と説明している。
また昨年には、「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が韓国でも「静かなブーム」を起こした。コロナ感染が急拡大し映画館への客足が途絶えていた昨年1月末に公開されたが、約215万1800人を動員し、2021年の興行収入ランキングで数々の話題作を抑えて7位に入った。
こうした日本アニメ映画のヒットを支えているのは「10代20代のファン」だという。ある映画館関係者は「原作に対するファンの愛情が劇場版への期待につながった」とし、「CGVゴールデンエッグ指数(オンライン映画評価プラットフォーム)も『鬼滅の刃』は97%、『呪術廻戦0』は94%で非常に高い。特に若い世代の爆発的人気を得ている」と話した。また、日本アニメ映画はリピート率も高く、ファン心を刺激するフィギュアなどのグッズも続々と発売されており、グッズ目的で映画を複数回見る人も少なくないという。
「劇場版 呪術廻戦 0」を見た韓国のネットユーザーからは「すごい迫力で退屈な時間がなく、最後まで集中して見た。作画も良くてOSTまで完璧」「本当に面白かった。まだ心臓が震えている」「言葉はいらない。ただ見てほしい」「目で楽しめる映画」「これまでの人生で一番好きなアニメになった」「アクションの演出が本当にかっこいい」「漫画の感動がそのまま」などの高評価のコメントが多数書き込まれている。(翻訳・編集/堂本)
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