ウクライナで反中感情が激化、留学生が銃撃される事例もあり大使館が注意喚起

Record China    2022年2月27日(日) 21時30分

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ウクライナ国内では反中感情が激化している。駐ウクライナ中国大使館は26日付で、同国にいる中国人が銃撃された事例もあったとして、注意を喚起した。写真はウクライナ首都のキエフで撮影。

ウクライナ国内では反中感情が激化している。駐ウクライナ中国大使館は26日付で、同国にいる中国人に暴言が浴びせられたり、極端な場合には中国人が銃撃された事例もあったとして、外出を出来るだけ控え、特に軍事施設や軍関係者、銃所持者に近づかないことなど、注意を喚起した。

中国メディアによると、中国はロシアの対ウクライナ軍事侵攻対して、米国など西側諸国のように強く非難したり制裁を科したりはしていないし、ロシアを直接非難することもしていない。中国メディアの環球時報によると、ウクライナでは多くのメディアが、「中国はロシアのウクライナ侵攻を支持した」と報じたことで、反中感情が激化した。

ウクライナの大学構内で、中国人留学生が銃撃された事例も発生したという。ある中国人留学生によると、現地の中国人留学生の多くは自室内にいるか、学校側が教職員や学生全員に対して手配した防空施設などに避難しているという。

中国大使館は、交戦を目撃しても撮影しないことや、そうでなくとも相手の同意なしに撮影しないよう求めた。また、自らの身分を示すようなものをひと目にさらさないことも求めた。

さらに、帰国のためのチャーター便や高額の報酬で傭兵を募集するといった各種の詐欺宣伝に注意するよう呼びかけ、中国人の帰国に関連するすべての情報については大使館の発表を根拠とするよう求めた。(翻訳・編集/如月隼人

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