人民網日本語版 2022年3月4日(金) 8時0分
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2022年春の就職シーズンがやって来て、ホワイトカラーは再び「転職」か「今の職場を堅守」かの選択を迫られている。
2022年春の就職シーズンがやって来て、ホワイトカラーは再び「転職」か「今の職場を堅守」かの選択を迫られている。2月24日に求人サイトの智聯招聘が発表した「春期ホワイトカラー転職指数調査研究報告2022」によると、江蘇省無錫市のホワイトカラーが最も転職の意欲が高く、一部の新一線都市のホワイトカラーは転職を強く希望し、交通・輸送・物流・倉庫は「転職行動派」の割合が高かった。ホワイトカラーの35.6%が「過去1年間に昇進・昇給した」と答え、前年の29.4%を上回った。研究開発ポジションで「昇進・昇給した」は43.9%に上り、前回の調査に続いて割合でトップに立った。北京日報アプリが伝えた。
データによると、ホワイトカラーの64.1%が「履歴書を更新し、職探しをしている」と答え、前年の58.9%を上回った。「転職の意向がある」は26.1%、「オファーを受け取り、今の職場をやめる手続きと新しい職場に入る手続きを進めている」が3.6%だった。22年にはホワイトカラーは全体として前年よりも転職願望が強く、人材の流動性が高まっている。
業界別に見ると、人材流動が特に頻繁なのは交通・輸送・物流・倉庫業で、ホワイトカラーが最も活発な動きを見せ、「履歴書更新、就職活動中」や「内定受け取り、退職・入職の手続中」が合わせて66.8%に上った。物流・倉庫業界とECの融合発展が多くの雇用を生み出し、人の流動性もこれに伴って高まった。貿易・日用消費財業界は2位で、新型コロナウイルス感染症対策が常態化し、オフライン消費が徐々に回復して企業の人材ニーズの増加を後押しし、より多くの労働者が新たな選択をするチャンスがあった。
外資系企業と香港・マカオ・台湾資本企業のホワイトカラーは「履歴書更新、就職活動中」が58%に達し、企業のタイプ別で1位になった。自営業・民間企業の57.1%、合弁企業の55.3%、国有企業の51.1%を上回った。
都市別に見ると、無錫のホワイトカラーが転職指数が3.77に達してトップ。一線都市4カ所の中では、広州の同指数が最も高く3.61に達し、北京と深センは同じく3.58、上海は3.53だった。一方、一部の新一線都市は同指数がより高く、例えば長沙は3.66、武漢と西安はいずれも3.62だった。新一線都市が急速に発展するのに伴って、人の流動性も高まっている。
感染症対策が常態化の段階に入ったが、ホワイトカラーの職探しは引き続き外部環境から大きな影響を受けている。データを見ると、43.7%が「感染症の下での職探しはチャレンジ的だ」と答え、職探しは「比較的容易」、「とても容易」はそれぞれ9.6%、3.3%しかなかった。全体として言えるのは、ホワイトカラーの求職信頼感指数が昨年の2.57から2.49に低下し、ホワイトカラーの職探しへの信頼感はまだ再構築中であるということだ。
データを見ると、研究開発ポジションで「転職は難しい」とする人は41.7%にとどまり、求職信頼感指数は2.86で各業界のトップに立った。研究開発ポジションは技術のウェイトが高く、競争のハードルが高いことから、研究開発者の大半が転職に対して自信があると考えられる。
今回の調査研究では、ホワイトカラーの35.6%が「過去1年間に昇進・昇給した」と答え、前年の29.4%を上回った。一方、「降格・減給があった」も10%で前年の7.8%を上回った。「昇進も昇給もなし」は54.4%。
ポジション別に見ると、43.9%の研究開発職が「昇給・昇進」し、割合は前回調査に続いてトップとなった上、前年の36.4%を上回った。次は営業職の42%、プロダクトマネジメントの41.4%。イノベーションを中心的基調とした市場環境の中、研究開発、運営、プロダクトマネジメントは企業の業務チェーンの川上に位置し、大きな発展の可能性があり、それなりの待遇もより高くなった。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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