第13期全国人民代表大会第5回会議の張業遂報道官は4日に行われた記者会見で、新型コロナウイルス感染症についての「動態ゼロ化」の方式の目標は、迅速かつ正確な感染チェーン全体における抑止措置を通じて、最小のコストで最大の効果を達成することであり、「ゼロ感染」を求めるのではなく、できるだけ早く感染症を制圧することだと説明しました。

張報道官は記者会見の席上、中国の「動態ゼロ化」感染症対策について「今後、中国政府は『動態ゼロ化』政策を堅持することと、経済の安定した運行を維持し世界のサプライチェーンの安定を維持することとのバランスを、いかにして取るか」との質問に対して、「事実が証明したように『動態ゼロ化』の手法は中国の実情に合致する正しい方式であり、よい効果が出ている。感染者数や死者数から見ても、経済発展の指標から見ても、中国は世界で感染症対策に最も成功した国の一つだ。強力で効果的な感染拡大防止対策を堅持しているからこそ、中国は自国の経済社会の発展を維持すると同時に、世界の産業チェーン、サプライチェーンの安定や円滑さを守り、世界経済の成長を維持するために重要な貢献をした」と述べました。

第13期全国人民代表大会第5回会議は3月5日午前に開幕し、3月11日午前に閉幕する予定で、会期は6日半です。（提供/CRI）