韓国与党代表が遊説中にハンマーで殴られる、文大統領も「民主主義に対するテロ」と批判

Record Korea    2022年3月7日(月) 20時50分

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7日、韓国・ファイナンシャルニュースなどによると、韓国大統領選をめぐり、与党「共に民主党」の宋永吉代表がソウル市内で遊説中に70代の男から突然、ハンマーのようなもので頭を殴られる事件が発生した。

2022年3月7日、韓国・ファイナンシャルニュースなどによると、韓国大統領選をめぐり、与党「共に民主党」の宋永吉(ソン・ヨンギル)代表がソウル市内で遊説中に70代の男から突然、ハンマーのようなもので頭を3~4発殴られる事件が発生した。

宋代表は命に別条はないものの、頭を負傷し縫合手術を受ける予定。男は現場で取り押さえられ、警察に現行犯逮捕されたという。

目撃者によると、男は宋代表を殴った後に「米韓軍事訓練に反対する」「こんな世界を子どもたちに引き継ぐことはできない」などと叫んでいたという。

この事件を受け、「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)大統領候補は「暴力は大切な民主主義を毀損する行為であり、決してあってはならないこと」と批判し、「(宋代表が)早く回復して復帰できるよう激励の拍手をお願いしたい」と支持者に呼び掛けた。

野党「国民の力」の李俊錫(イ・ジュンソク)代表は「宋代表が遊説中にユーチューバーにハンマーで襲われた。宋代表に長いことつきまとっていた計画的な犯罪だ」と指摘。宋代表に向けて「無事を祈る」とのメッセージを伝えた。

また、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は「選挙での暴力は民主主義に対するテロだ」との立場を示したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「殺人未遂!厳しい処罰を」「どんなに憎くても暴力はいけない」「『国民の力』が送り込んだに違いない」「そんなことをしても、尹錫悦(ユン・ソクヨル)『国民の力』候補の立場が不利になるだけ」「『共に民主党』の自作自演では?」「犯人が誰の支持者なのかしっかり調査してほしい」などさまざまな声が上がっている。(翻訳・編集/堂本

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