北京冬季五輪・スノーボード男子ビッグエアで金メダルを獲得した蘇翊鳴が、サーフィンの練習をする準備をしていることが話題となっている。

中国のニュースサイト・上観新聞は9日、中国体育報の報道を基に、蘇翊鳴とフリースタイルスキー女子の谷愛凌（アイリーン・グー）が、国家体育総局・水上運動管理センター（サーフィン中国代表チーム）に招待され、海南省でサーフィンを体験し、練習する準備をしていると伝えた。サーフィン中国代表チームは、蘇翊鳴が優秀なサーファーとなり、五輪のサーフィン競技に出場することを大いに期待しているという。

以前、蘇翊鳴はSNS上で、トレーニングをしていないときは海南省へサーフィンをしに行くことを明かし、動画の中で「スノーボードはサーフィンが元となったもので、2つのスポーツは非常に似ている」ことを紹介していたという。

中国のSNS・微博（ウェイボー）上では、「小蘇（蘇翊鳴の愛称）は夏も冬もオリンピックでメダルを取るつもりなの？！！！！」と驚く声や、「わ～楽しみだ」「水陸両生のアスリートになるのか」「他の人には4年に一度だけど、この二人には2年に一度の大会なんだ」と今後の活躍に期待する声が上がった。

また、「あなたたちが美しい海南に来ることを楽しみにしています」「小蘇、とてもすごい！あなたならできる、頑張れ！」と応援するコメントも相次いで寄せられた。（翻訳・編集/刀禰）