アジア系女性が暴行被害、殴る蹴る120発以上=全身血まみれ、顔面骨折、脳出血の重傷―米NY

Record China    2022年3月16日(水) 0時20分

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15日、海外網は、米国でアジア系の女性が帰宅途中に暴漢に襲われて120回以上殴る蹴るの暴行を受ける事件が発生したと報じた。

2022年3月15日、中国メディアの海外網は、米国でアジア系の女性が帰宅途中に暴漢に襲われて120回以上殴る蹴るの暴行を受ける事件が発生したと報じた。

記事は、米ニューヨーク警察が14日に発表した内容として、ニューヨークで11日に42歳の男が帰宅途中だったアジア系女性に120回以上殴る蹴るの暴行を加えて脳内出血などの重症を負わせたと伝えた。

捜査によれば、被害女性は帰宅途中に男とすれ違った際に人種差別的な言葉を浴びせかけられた。女性がこれを無視して歩き続け、マンションに入ろうとしたところで男は背後から女性の頭に暴行を加え、女性を倒したという。

男はさらに、倒れた女性の頭部と顔面を計125回殴ったり蹴ったりした上で、7回にわたって繰り返し踏みつけた。女性はマンションのロビーで全身血まみれで倒れた状態で発見され、顔面骨折、脳出血、頭部挫傷などの重傷を負った。男は犯行後にマンションの外を徘徊していたところを警察に取り押さえられた。

この事件について米メディアは、新型コロナの感染拡大以降米国ではニューヨークを始めとする各地でアジア系住民を標的にした犯罪件数が上昇し続けており、米非営利団体Stop AAPI Hateによれば、この2年以内に米国内で1万件を超えるアジア系住民に対する差別、ヘイトクライム事件が発生していると伝えた。(翻訳・編集/川尻

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