2022年3月14日、韓国・マネーSは「ウクライナの次は日本？…ロシアと“千島列島神経戦”が激化」と題する記事で「ロシアのプーチン大統領が千島列島の南端4島の領土権をめぐり日本と神経戦を繰り広げている」と伝えた。

記事は日本メディアの報道を引用し「プーチン大統領が9日、千島列島の南端にある日本の北方4島を免税特区に指定する法案に署名した」「これによりこれらの島で事業を行う外国企業は今後20年間、法人税などが免税される」と伝えている。

また「ロシアは7日に韓国や日本を非友好国に指定した直後から日本と対立している。ロシアはここ1週間、千島列島で地対空ミサイル『S300V4』の発射演習を行ったり、軍艦10隻を津軽海峡に送ったりした」「これに対し日本は千島列島の北方4島を『日本固有の領土』だと主張し、対抗している」などと説明している。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「戦争になったら全てが終わる。韓国も傍観できない問題だ。戦争は絶対に駄目」「日本に手を出せば米国との衝突は避けられない…」「日本は嫌いだけど、もし日本がいなくなったら韓国は1人で中国、北朝鮮、ロシアの3国と戦うことになる。米国は近くにいないし、現実を考えれば日本には横にいてもらいたい」など不安げな声が寄せられている。

その他「その4島はロシアが戦勝国の地位で編入したものなのになぜ日本が領土権を主張するのか。挑発しているのはロシアではなく日本のほう」「ロシアがウクライナを攻撃するために国力を大量に消耗しているから、日本が『今がチャンスだ』と牙をむき出してほえている」「日本は独島（日本名：竹島）を狙われる韓国の気持ちが少しは分かったかな？」などの声も見られた。（翻訳・編集/堂本）