「まるでオバマ元大統領」韓国次期大統領のあるこだわりが話題に

Record Korea    2022年3月21日(月) 7時0分

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18日、韓国・世界日報は、「一人飯をしない尹錫悦氏、オバマ元米大統領を思わせる」と題した記事を掲載した。 オバマ元大統領

2022年3月18日、韓国・世界日報は、「一人飯をしない尹錫悦氏、オバマ元米大統領を思わせる」と題した記事を掲載した。

記事によると、尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期大統領は17日、政権引き継ぎ委員会傘下・国民統合委員会のキム・ハンギル委員長、金秉準(キム・ビョンジュン)地域均衡特別委員長、パク・チュソン就任式準備委員長らと共に、事務所近くのイタリア料理店で昼食を共にした。自身の秘書室長、報道官も交えてサラダ、ピザ、パスタなどを食べ、1時間30分ほどを過ごした後、付近を散歩した。

14日にはソウル・南大門市場を訪れ商人会代表らと会食。15日には慶尚北(キョンサンブク)道・蔚珍(ウルチン)の山火事現場を訪問した後、消防官に無料で食事を提供したという中国料理店を訪れ昼食を取った。尹氏が自ら「売り上げに貢献したい」と店を選んだという。また17日には政権引き継ぎ委員会の安哲秀(アン・チョルス)委員長、権寧世(クォン・ヨンセ)副委員長、秘書室長、行政室長らと共に事務所近くの食堂でキムチチゲを食べている。食事後は周辺を散歩し、市民にあいさつしたり、写真撮影に応じたりするなどしたという。

報道官は18日の定例会見で、尹氏と食事を共にした「委員長」らは、「いずれも今まで私たちの陣営の反対側にいらした人物」だと伝えた。こうした尹氏の「ランチ政治」について「共和党議員を招待し食事することで疎通を図り、不機嫌そうな相手の表情を別れる時には柔らかいものにしたオバマ元米大統領を思い起こさせる」と評したという。

料理が好きで美食家としても知られる尹氏は、昨年9月にテレビ番組に出演した際、「一緒に食事を取ることは疎通の基本。野党関係者、メディア関係者、激励すべき国民と、必要があれば既に食事を終えた後であっても、一緒に食事をして疎通する」とし、「一人飯はしない」と宣言していた。その言葉どおり、こうした公開ランチが続いているという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「食事しながら何をそんなに話すの?全部で2時間くらいかかると思うが、そんなに時間が有り余ってるの?」「もっと仕事しなよ」「国民はコロナが怖くて気楽に外食もできないというのに、腹立たしい」「オミクロン株が広がっている中、食堂の売り上げに貢献をと言うけど、どうなのかね。ただのパフォーマンスに見える」「5月10日(大統領就任日)以降も変わらずにいるか、よく見てないとね」などの厳しい意見が寄せられている。その一方で、「いいことだよ。毎日こうして疎通の場を設け、直接声を聞いてぶつかってみる必要があると思う。大統領府の中に入ったら、参謀から報告を受けるだけになってしまうんだから」という声も見られた。

また、「逆にこんな記事が出るということは、文在寅(ムン・ジェイン大統領)がどれだけ一人飯をしたのか、ってことだ」「世界で最も人口が多い中国大陸で一人飯をした文在寅が思い浮かぶ」などのコメントも上がっていた。(翻訳・編集/麻江)

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