2014年6月2日、中国の著名サッカー評論家・亦夏（イー・シア）氏はサッカー・ブラジルW杯に関するブログエントリーを発表。アジアの参加国では唯一、日本代表だけが期待できると論じている。

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日本はコロンビア、ギリシャ、コートジボワールとともにグループリーグC組に入った。実力伯仲、どのチームも決勝トーナメント進出の可能性を持っている。マンチェスター・ユナイテッドの香川真司、インテルの長友佑都とスター選手を抱える日本だが、本当の強みは組織的な戦術と団結力、4年間もの間磨き上げてきたコンビネーション、ワールドクラスの監督だ。特にコロンビア、コートジボワールに対しては決定的な勝利要因となるのではないか。

ただしベスト16以上に進むことは難しい。決勝トーナメント1回線ではD組のウルグアイ、イングランド、イタリアのいずれかとぶつかると見られるが、これらの強豪を破ることは難しいだろう。ザッケローニ・ジャパンは素晴らしいチームを築き上げてきたが、それでも一流のチームとの間には大きな壁がある。

さて他のアジア代表だが、残念ながらあまり期待はできない。韓国は世代交代期を迎えており、今回のW杯は“実習”の意味合いが強い。同組にベルギー、ロシアがいることを考えてもチャンスはそう大きくはない。イラン、オーストラリアも黄金世代が引退した後で苦しい戦いを強いられる。これがアジアサッカーの現状だ。（翻訳・編集/KT）