Record China 2014年6月5日(木) 7時14分
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3日、中国新聞網によると、リベート問題や汚職を理由に、日本政府はベトナムに対する新規ODAを一時停止することをベトナム政府に通告した。突然の通告に、ベトナム政府は困惑しているという。写真はハノイ。
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2014年6月3日、中国新聞網によると、ベトナムの鉄道公社幹部らが東京の鉄道建設コンサルタント会社からベトナムでの政府開発援助(ODA)の事業に関連してリベートを受け取っていたとされる問題について、日本政府はベトナムに対する新規ODAを一時停止するとベトナム政府に通告した。
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報道によると、ベトナムのハノイからホーチミンに至る高速鉄道を建設する事業で、ベトナム政府役員が東京の鉄道関連会社・日本交通技術から6600万円のリベートを受け取っていた。このほかにも、ODA資金にからむ汚職のまん延が、ODA提供一時中断の理由となっているという。
新規ODAでは、日本からベトナムへの巡視船の提供が盛り込まれる見通しだった。また、先日開かれたアジア安全保障会議でも「対中国」で一致するなど、両国間の「熱いラブストーリー」が展開されていただけに、突然の通告はベトナム政府を困惑させている。
日本のODAは4割がベトナムに供与されており、ここ数年は最大の経済援助対象国となっていた。しかし、今回の突然の中断はベトナム政府にとって大きな打撃となり、日本に対する反感を招くことにもなりかねないと記事は指摘している。(翻訳・編集/岡田)
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