人民網日本語版 2022年3月23日(水) 5時50分
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睡眠は心身の健康に関わるだけでなく、実は経済とも密接な関係がある。国民全体が睡眠不足だとその国の経済成長を遅らせるとの調査結果がある。
科学研究プロジェクトが経済協力機構(OECD)加盟国の5種類のデータを使用してモデリングしたところ、次のようなことがわかった。1日の睡眠時間が6時間に満たない人は、7時間以上寝ている人に比べて死亡率が13%高い。一方で、睡眠不足がもたらす経済的損失は国内総生産(GDP)の3%に相当する。
睡眠の問題は個人の健康にも社会経済にも大きなマイナス影響をもたらすことを踏まえ、睡眠問題を改善する各種の商品やサービスの市場も規模が拡大を続けている。広い意味での「睡眠サポート経済」には、主に睡眠環境の改善、生活時間の調整、薬品・治療の3つの大きな方向性がある。業界のまとめた報告によると、世界の睡眠サポート市場は2020年は約812億ドルとなり、2025年は1127億ドルに達する見通しで、この間の複合年間成長率は約6.8%になるという。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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