王毅国務委員兼外交部長はこのほど、ザンビア、アルジェリア、タンザニアの外相と会談を行いました。これについて外交部の汪文斌報道官は21日の定例記者会見で、「王外交部長と3カ国の外相は皆、『ウクライナ危機がヨーロッパ情勢に大きな影響を与え、世界的に波及しているが、世界は広大で数多くの問題を抱えている。特にこのアフリカ大陸を忘れてはならず、疎外してはならず、犠牲にしてはならない』という点で一致した」と述べました。

汪報道官の紹介によると、中国と3カ国は感染症対策と保健医療の分野の協力の深化、「一帯一路」の共同建設、アフリカの発展と振興の後押し、国際関係の民主化の推進、多国間事務における協調と協力の強化など、数多くの合意に達するとともに、伝統的友情を深め、実務協力を深めたということです。

さらに、汪報道官は、「国際情勢が激しく動けば動くほど、アフリカ諸国の声に耳を傾け、アフリカへの支持と援助を強化する必要がでてくる。中国はアフリカ諸国の良き兄弟として、引き続きアフリカに寄り添い、アフリカの平和と安全の維持や経済回復をしっかりと支え、アフリカの正当な権益をしっかりと守り、アフリカの独立と持続的発展に相応の貢献をしていく」と強調しました。（提供/CRI）