外交部の汪文斌報道官は21日の定例記者会見で、ハンガリー・セルビア鉄道の建設においてセルビアの首都ベオグラードと北部の都市ノヴィ・サドを結ぶ区間が無事開通したことを明らかにし、中国政府からの祝意を伝えました。

ハンガリー・セルビア鉄道の建設は、中国と中東欧諸国の協力における旗艦プロジェクトとして知られています。19日に行われた、ベオグラードとノヴィ・サドを結ぶ区間の開通式にはセルビアとハンガリーの要人が出席し、「この鉄道がハンガリーとセルビアの人々の距離を縮めるだろう」と述べ、一日も早い全線開通に期待を寄せました。

汪報道官は記者会見で、「ハンガリー・セルビア鉄道の建設プロジェクトは『一帯一路』における重要なプロジェクトであり、中国と中東欧諸国の協力における旗艦的存在であり、中国と欧州のコネクティビティ協力を強化する有益な試みでもある。このプロジェクトの推進は、地域鉄道の旅客・貨物輸送能力を高め、沿線の人々の移動に資すると同時に、沿線の観光資源と都市化の発展を促進し、中国と欧州が質の高い『一帯一路』を構築する上で大きな役割を果たすことになる。中国は、すべての関係者がさまざまな方法でプロジェクト協力に参加し、中国と中東欧諸国間のコネクティビティの向上に共に貢献することを歓迎する」と述べました。（提供/CRI）