文大統領が北朝鮮から贈られた豊山犬、退任後は引き継ぎの対象に?=韓国ネットは批判「動物虐待」

Record Korea    2022年3月24日(木) 11時20分

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韓国の文在寅大統領が北朝鮮の金正恩総書記から贈られて飼っている豊山犬について、大統領退任後は私邸に連れていけないことが分かった。写真は実際の豊山犬。(韓国大統領FBアカウントより)

2022年3月23日、韓国メディア・ヘラルド経済によると、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が北朝鮮金正恩(キム・ジョンウン)総書記から贈られて飼っている豊山犬は、大統領退任後は私邸に連れていけないことが分かった。

記事によると、韓国大統領府関係者は23日、「金総書記は文大統領個人ではなく韓国の国家元首として(犬を)プレゼントしたと判断された」とし、「個人で受け取ったわけではないので、文大統領は退任後に『コミ』と『ソンガンイ』と一緒に暮らせない」と語った。『コミ』と『ソンガンイ』は、2018年に平壌で開かれた3回目の南北首脳会談以後、金総書記から贈られた豊山犬だが、文大統領は個人で連れてきた豊山犬の「マル」と共に大統領府で育ててきた。

一般的に、大統領が国家元首として受け取ったプレゼントは国家に帰属され、大統領記録館に移されるが、「コミ」と「ソンガンイ」は生物のため移管が不可能。大統領の任期中に国が運営する動物園や、地方自治体などの公共機関に譲るという方法があるが、これができない場合には、次期大統領の尹錫悦(ユン・ソクヨル)氏に引き継がれる可能性も排除できないとのこと。尹氏夫妻は自宅で犬4匹と猫3匹と暮らす動物好きとして知られているが、尹氏は「飼い主がそのまま引き取るべき」と話しているという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「個人でもらったか国家元首でもらったかなんて、どちらにでも解釈できる。言い訳はしないで」「文大統領がちゃんと死ぬまで責任を持って育てて。できないのなら生き物を贈り合う行為はなくすべき」「軽自動車のキャスパーも買ったのに、結局退任後は捨ててジェネシスに乗り換えるらしいね。700坪もある豪邸なら犬2匹くらい連れていけるでしょ」「個人で飼う気がないのなら、最初から受け取らないで」「服は持っていくのになぜ犬は置いていくの?」「ペットを捨てるのも動物虐待」など、批判的なコメントが相次いでいる。(翻訳・編集/丸山

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