WMO、気候変動対応で「早めの警戒、早めの行動」を強調

CRI online    2022年3月23日(水) 19時20分

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3月23日は「世界気象デー」です。今年のテーマは「早めの警戒、早めの行動」。

3月23日は「世界気象デー」です。今年のテーマは「早めの警戒、早めの行動」。今年は中華人民共和国の世界気象機関(WMO)における合法的議席回復50周年にあたります。中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の記者は、WMOのターラス事務局長に独占インタビューしました。ターラス事務局長は、今年のテーマについて説明し、気候変動対応における課題とチャンスなどを述べ、中国の気象事業を肯定的に評価しました。

今年の世界気象デーは、防災・減災をサポートする水文・気象情報の意義を強調しています。WMOは、「気候変動により、世界の多くの地域で異常気象や気候・水文事件がますます頻繁に発生している。われわれはこれまでのいかなる時期にも増して多様な危害の影響を受けやすい」と指摘しています。

ターラス事務局長は、「WMOは、国連システムにおける天気・気候・水に関する権威的機関として、その重要な機能の一つは、193の加盟国全てが基本的な観測データおよび相応の警報サービスを得られるようにすることだ。しかし、現時点で、半数の加盟国しか災害の早期警報システムを持っていない。これはわれわれの課題の一つだ」と述べました。

中華人民共和国は1972年にWMOの合法的な議席を回復しました。ターラス事務局長は、「過去50年間、中国が常にWMOの加盟国であることは、自国だけでなく他の多くの国々にとってもプラスだ。現代的な観測システムは、中国だけでなく世界規模で、早期警報サービスの質に肯定的な影響をもたらしている」と評価しました。(提供/CRI

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