中国の援助で拡張工事を行ったカンボジアのコサマック中国・カンボジア友誼病院が21日、正式に開業しました。カンボジアのフン・セン首相、中国の王文天駐カンボジア大使が開院式典に出席し、テープカットを行いました。

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フン・セン首相は、「この病院は、カンボジアと中国の友好の結晶であり、カンボジアにとって医療面での非常に重要な支援となり、カンボジア国民の健康に対するニーズに応えるものだ」と述べたうえで、中国共産党、中国政府、中国人民に感謝の意を表しました。

王大使は、「コサマック病院はカンボジアの名門総合病院だ。中国側の援助による拡張後は、カンボジアで最も近代的な公立病院となる」と述べました。

この拡張により特設された「中国医学科」では、中国国家級中国医学医療専門家チームが、技術指導と建設準備業務を担当しました。王大使はこれについて、「中国医学の医療専門家チームは、中国医薬の強みを十分に生かし、カンボジアの新型コロナウイルス感染症対策や病気の診断・治療を支援し、カンボジアの伝統医学の発展を助け、中国とカンボジアの友好の促進に役立つと信じている」と示しました。

テープカットの後、フン・セン首相と王文天大使は招きに応じて、中国医学科の診察室を見学し、説明を受けました。

16日にプノンペン入りした中国感染症対策医療チームは、今後、コサマック中国・カンボジア友誼病院中国医学科で診療を始める予定です。（提供/CRI）