外交部の汪文斌報道官は23日、「中国は、国連貿易開発会議（UNCTAD）が、中国の経済構造の転換を客観的かつ全面的に紹介し、南南協力の枠組みの下での政策経験の共有を促し、発展途上国が「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の実施を促進していることを称賛する」と述べました。

国連貿易開発会議はこのほど長編の研究報告書を発表し、改革開放以降の中国のマクロ経済、産業の高度化、国際貿易、デジタル経済などに関する政策の系譜と経験、実践について、詳細な整理を行いました。報告書は、中国が目覚ましい経済成長を遂げ、主要な発展目標を達成したことについて、他の発展途上国も中国の経済構造の転換の成功経験から、それぞれの国情に応じた学びを得ることができると指摘しました。

これについて汪報道官は、「報告書が指摘したように、中国は積極的にグローバル化に溶け込み、すでに世界のバリューチェーン、サプライチェーンの重要な参加者となっている。特に感染症対策の中で、中国は世界市場の供給の安定に重要な役割を果たした」と述べたうえで、「中国国家統計局がこのほど発表した今年1、2月の国民経済運行データによると、中国の経済発展の勢いは良好で、主要経済指標は予想を上回り、強い靭性を示している。今後、中国経済のファンダメンタルズは長期的に良好であり、持続的で健全な経済発展の好条件が多方面にある。中国側は各方面とのコミュニケーションと協力を強化し、世界経済の安定と健全かつ持続可能な発展のためにプラスのエネルギーを注いでいきたい」と語りました。（提供/CRI）