中国の科学者、トウモロコシと稲の生産量を増やす鍵遺伝子を発見―中国メディア

人民網日本語版    2022年3月28日(月) 21時50分

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「サイエンス」誌は25日、トウモロコシと稲に共通する鍵遺伝子を発見したという中国農業大学のチームと華中農業大学のチームによる共同科学研究の成果をオンライン掲載した。

「サイエンス」誌は25日、トウモロコシと稲に共通する鍵遺伝子を発見したという中国農業大学のチームと華中農業大学のチームによる共同科学研究の成果をオンライン掲載した。試験によると、同遺伝子の編集と改良により、トウモロコシと稲の生産量がそれぞれ約10%、約8%向上するという。中央テレビニュースが伝えた。

華中農業大学副学長を務める湖北洪山実験室常務副室長で首席科学者の厳建兵(イエン・ジエンビン)氏によると、彼らは新たに発見したこの鍵遺伝子を「KRN2」と名付けた。この遺伝子の編集により、トウモロコシの粒列数を調節でき、生産量を10%向上できる。また、この遺伝子は稲のゲノム内にも存在しており、編集により生産量を8%向上できる。これは中国が重要な知的財産権を持つ遺伝子であり、中国の食糧安全問題の解決に寄与する可能性がある。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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