Record China 2022年3月29日(火) 13時20分
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28日、頭条新聞は、米アカデミー賞の授与式で俳優のウィル・スミスがステージ上のコメディアンに平手打ちを食らわすハプニングがあったことを報じた。
2022年3月28日、頭条新聞は、米アカデミー賞の授与式で俳優のウィル・スミスがステージ上のコメディアンに平手打ちを食らわすハプニングがあったことを報じた。
記事は、27日夜に行われた第94回アカデミー賞授与式で、プレゼンターを務めたコメディアンのクリス・ロックが、スミスの妻であるジェイダ・ピンケット・スミスさんを指して「G・I・ジェーンの続編を楽しみにしている」と発言したことを紹介した。
そして、「G・I・ジェーン」が丸刈りの女性兵士が厳しい訓練を受ける様子を描いた作品であることから、ロックの発言は脱毛症に悩むジェイダ・ピンケット・スミスさんに対する侮辱と捉えたスミスが客席から突如ステージに上がり、右手でロックの左頬に痛烈な平手打ちを食らわしたことを伝えた。
この件について、中国のネットユーザーは「よく殴った。他人の弱みをジョークにするなんて」「他人の病気を茶化すなんて、殴られて当然」「このような発言は、トークショーを標榜した犯罪だ」など、スミスの行動を支持する意見に多く賛同が寄せられた。一方で「公衆の面前で殴るというのは実に良くない。殴るにしても舞台裏でやるべき」など、メンツを重んじる中国人らしい感想も見られた。
また、「興味深いことに、中国国内の多くの人はウィル・スミスを支持しているのに対し、外国では多くの人が逆の立場を取っている」との声や、「この件は、米国文化に散らばっている浅はかな自由と傲慢(ごうまん)さを浮き彫りにするものだ」「いまいましい発言と暴力に満ちている、悪の国で見られる悪しき行いだ」「ロシアがウクライナを攻撃するのと同じようなものじゃないか」など、ロックのジョークやスミスの平手打ちが起きる米国の文化的な背景を批判する声も多く寄せられている。(翻訳・編集/川尻)
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